【自主制作】カフェ「OUR CAFE」開店チラシ
- Adobe Illustrator
- Adobe Photoshop


プロジェクトの目的
数年前に制作したチラシ(下の画像)を、
- 既存の画像・テキストはすべて流用する
- 新たな要素の追加は可能
というルールの元にリデザインしました。SNSが主流となる中でも、インターネットを日常的に利用しない層に向けて情報を届け、新規来店のきっかけを創出することを目的としています。新聞折り込みチラシとしての配布を想定し、紙媒体ならではの訴求力を再設計しました。
デザイン戦略
ターゲットは、
- 主に60代前後の中高年層
- 新聞を日常的に購読し、紙のクーポンに馴染みがある
- 新しい店舗に対して心理的ハードルがあり、来店の後押しが必要
コンセプトは「親しみやすさと視認性を両立したブルックリンスタイル」
本来スタイリッシュになりやすいブルックリンテイストをあえて抑え、中高年層でも抵抗なく受け入れられるよう、温かみと可読性を重視し、SNSで情報収集する若年層にも訴求できるよう、幅広い層に対応する設計を行いました。
私の役割
デザイン全般(ビジュアルイメージ作成、レイアウト構成、写真合成、ロゴデザインなど)を担当しました。
プロセスとアプローチ
3日間で制作。既存デザインを分析した結果、以下の課題を抽出しました。
- テキストが写真に埋没し、情報が認識されにくい
- 来店特典の訴求が弱く、行動喚起につながっていない
- 配色にメリハリがなく、視線誘導が設計されていない
特に、新聞折り込みという環境では「一瞬で情報が伝わること」が重要であり、視認性と優先順位設計の再構築が必要だと考えました。
使用した技術
- 写真のコントラストと彩度を調整し、コーヒーのシズル感を強調
- カップをフレームからはみ出させることで、アイキャッチとしての役割を付与
- 色面を用いて情報をグルーピングし、認知負荷を軽減
- ロゴの一部をコーヒー豆に置き換え、業態の直感的理解を促進
また、地域性を反映する要素として、「鹿児島」の表記を旧来の広告表現を参考にアレンジし、親しみやすさと独自性を付加しました。
課題と解決策
1. 情報の優先順位が低い
ジャンプ率を高め、重要情報(店名・特典・メインコピー)を瞬時に認識できるよう改善。視線の流れを意識し、上から下へ自然に情報が入る構成にしています。
2. 視認性が低い
テキストの背景に色面を配置し、写真とのコントラストを強化。これにより可読性を高め、情報の埋没を防ぎました。
3. 行動喚起が弱い
来店特典はバッジ化し、視覚的に“得”であることが伝わるよう設計。新聞チラシの中でも目に留まりやすい要素として機能させています。
結果と効果
本リデザインにより、以下の効果を狙っています。
- 情報の視認性向上による内容理解のスピード改善
- 来店特典の明確化による行動喚起の強化
- 中高年層の心理的ハードル低減
結果として、新聞折り込みという接点において新規来店のきっかけを創出し、SNSではリーチしづらい層へのアプローチ強化につながる設計としました。